消化器・肝臓内科

診療内容

消化器・肝臓内科では消化器病全般の急性期疾患を中心とした診療を展開しております。

慢性肝炎:
現在、B型肝炎、C型肝炎ともに経口剤での治療が可能になりました。特にC型肝炎では従来のインターフェロン治療が施行困難であった患者さんでも2~3ヶ月の内服治療により高い治療効果が得られています。一方で、わずかですが重篤な副作用も経験されることから、肝臓専門医による治療介入が強く推奨されています。当院では3名の肝臓専門医が常勤で対応しております。肝酵素異常の有無にかかわらず、肝炎ウイルスマーカーが陽性の患者さんがおられましたら、ご紹介頂ければ幸いです。

肝細胞がん・肝硬変:
当院では進行した肝疾患においても幅広く対応しております。肝細胞がんに対してラジオ波焼灼術や肝動脈化学塞栓術を行っており、また経口抗がん剤治療も積極的に導入しております。肝硬変においては合併症である肝性脳症や肝性腹水の治療の際に栄養サポートを介入させ対応しております。管理にお困りの患者さんがおられましたらご紹介下さい。

上下部上皮性腫瘍に対する内視鏡的診断および治療:
当院では画像強調内視鏡を用いた正確な質的診断、癌においては正確な深達度診断を心がけております。豊富な治療経験を有する専門医により、上部および下部消化管の上皮性腫瘍に対する内視鏡的粘膜切除術および内視鏡的粘膜下層剥離術を積極的に導入し、低侵襲かつ精密な治療を行っております。

進行がんに対する治療:
外科手術が困難な進行がんにおいては腫瘍内科医と連携し、積極的に化学療法を導入しています。緩和医療に精通したスタッフも多く、進行がんにともなう症状緩和を目指す治療にも対応できます。お困りの患者さんがおられましたらご紹介頂ければ幸いです。

胆膵疾患に対する内視鏡的診断および治療:
近年、内視鏡的逆行性膵胆管造影や超音波内視鏡を用いた本領域の診断および治療は飛躍的に進歩しており、特に従来では診断が困難であった悪性腫瘍の早期段階での診断能力が向上しています。当院では胆膵系の良性疾患に対する内視鏡的治療のみならず、超音波内視鏡や胆道鏡を駆使した腫瘍性病変に対する診断を積極的に行っております。また外科手術が困難な進行がんの患者さんにおける機能温存のための内視鏡下もしくは経皮的なステント留置やドレナージも施行しております。

当科は、川崎市北部の消化器領域の急性期医療と患者さんのニーズにあった高度な医療を提供することを目的に努力を続けています。どうぞよろしくお願いいたします。

診療実績

平成27年度 平成28年度 平成29年度
内視鏡検査総数 7,157 7,065 7,582
上部内視鏡 4,270 4,289 4,186
下部内視鏡 2,834 2,726 2,943
上下部ESD 85 91 68
ERCP 242 277 315
超音波内視鏡(EUS) 156
経動脈的治療(TACE) 74 74 62

更新日:2018/10/01

医療連携のご案内

平素より大切な患者さんをご紹介頂き誠にありがとうございます。当科では登録紹介医をはじめとした地域の先生方からのご要請に可能な限りお応えすべく日々努力してまいります。今年度の体制は常勤医6名と若干の減員となりましたが、この地域の医療に携わってから久しい、幅広い領域に対応し得る、粒選りのスタッフで構成されております。先生方ならびに患者さんにご満足頂ける医療を提供すべく日々精進しておりますので、先生方に於かれましては今後ともご指導ご鞭撻の程何卒宜しくお願い申し上げます。なお、夜間休日帯の止血術や胆道ドレナージ術をはじめとした緊急内視鏡検査につきましても可能な限り応需するよう努力しておりますが、当院での処置が困難な場合は聖マリアンナ医科大学病院や東横病院などの関連病院との連携により対応致します。

診療スタッフ

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